在宅介護は、要介護状態や家族の状況が固定されたまま続くわけではありません。本人の心身状態、家族の就労・健康状態、住環境は時間とともに変化するため、開始時のケアプランのまま何年も続けようとすると、どこかで無理が生じます。
在宅介護を続けるための基本姿勢は、「今のケアプランを固定せず、状態の変化に合わせて訪問介護の使い方を調整し続けること」です。訪問介護は身体介護(食事・排泄・入浴などの介助)と生活援助(掃除・洗濯・調理などの家事支援)を組み合わせて提供されるサービスで、頻度や内容はケアプランの見直しによって変更できます。
「今のままで大丈夫か」を定期的に点検する習慣を持つことが、在宅介護を長く続ける最大のコツです。次のセクション以降で、見直しのタイミングと具体的な方法を解説します。

