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地域から探す

地域から訪問介護事業所を探す

Published
作成日: 2026年7月1日
Updated
最終更新日: 2026年7月1日

地域から訪問介護事業所を探す方法を解説。公的な検索システムの使い方と、地域ならではの確認ポイントをまとめました。

01訪問介護は「地域」で探すのが基本

訪問介護は、ヘルパーが利用者の自宅を訪れてサービスを提供する仕組みのため、事業所が実際に対応できるエリア(サービス提供地域)を持っています。全国どこの事業所でも自由に選べるわけではなく、まずは「自分が住んでいる市区町村、またはその近隣で訪問できる事業所」を探すことが出発点になります。

訪問介護事業所は都道府県知事(政令指定都市・中核市の場合は市長)の指定を受けて運営されており、指定を受けたエリアの外まで無条件にサービスが及ぶわけではありません。同じ市内でも「校区単位」「駅からの距離」など事業所ごとに独自の目安を設けている場合もあるため、候補が見つかったら必ず対応可否を個別に確認する姿勢が大切です。

02地域から探す3つの公的な入り口

自分で地域の訪問介護事業所を調べる方法として、主に3つの公的な入り口があります。

入り口特徴こんな人向け
介護サービス情報公表システム都道府県別に訪問介護を含む事業所の基礎データを検索・比較できる厚労省の公的システムまず候補を広く洗い出したい人
WAM NET独立行政法人福祉医療機構が運営する全国の介護保険サービス事業所検索サイト他の福祉・医療情報と合わせて調べたい人
地域包括支援センター居住地域を担当する総合相談窓口。専門職が事業所への橋渡しを行う何から始めればよいか分からない人

介護サービス情報公表システム・WAM NET・地域包括支援センターという3つの入り口から候補事業所を洗い出し、対応エリアや空き状況を確認する流れを示す図

03介護サービス情報公表システムの使い方

厚生労働省が運営する「介護サービス情報公表システム」は、介護保険法に基づき都道府県が事業所情報を公表する制度の窓口で、平成18年4月にスタートしました。都道府県ごとにページが分かれており、訪問介護を含む全26種類・54サービスの事業所情報を地域別に検索・比較できます

掲載されている情報は、事業所の所在地・連絡先・提供体制・従業者数といった基礎データが中心です。料金の具体額までは載っていないことが多いため、費用面は事業所に直接確認するか、後述の重要事項説明書で確かめる流れになります。「まず候補を広く洗い出す」段階に向いているツールです。

04地域包括支援センターに相談するという選択肢

自分で検索するのが難しい場合や、状態に合った事業所を絞り込みたい場合は、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターへの相談が有効です。地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉の側面から高齢者を支える総合相談窓口として、看護師(保健師)・社会福祉士・主任ケアマネジャーといった専門職が配置されています。

総合相談支援業務の一環として、地域の訪問介護事業所を含むサービス事業者への橋渡しを行っており、必要に応じてケアマネジャーへの引き継ぎや、支援が必要な人への訪問(アウトリーチ)にも対応します。「何から始めればいいか分からない」段階でこそ頼れる窓口で、地域包括支援センターへの相談の仕方を事前に知っておくとスムーズに話を進められます。

05「近くにあるか」だけでなく確認したいこと

地域で事業所の候補が見つかったら、所在地の近さだけで決めず、以下の点も併せて確認しましょう。

  • サービス提供地域に自宅が含まれているか(事業所によっては対応エリア外だと交通費が別途かかる、または対応不可の場合がある)
  • 希望する時間帯・曜日に空きがあるか(人気の事業所は早朝・夜間の枠が埋まっていることがある)
  • 身体介護・生活援助など希望するサービス区分に対応しているか
  • 要介護度や医療的ケアの必要性に対応できる体制か
  • 重要事項説明書・運営規程で、サービス提供地域や利用料の仕組みを確認したか

これらは介護サービス情報公表システムだけでは分からないことも多く、候補が絞れたら事業所へ直接問い合わせるのが確実です。複数の候補が見つかった場合は、訪問介護事業所の選び方と比較のポイントも参考にしながら絞り込むとよいでしょう。

06都市部と地方で事業所の選びやすさは異なる

地域によって訪問介護事業所の数や選択肢の幅には差があります。都市部では複数の事業所から比較検討しやすい一方、地方や中山間地域では対応可能な事業所自体が限られ、「選ぶ」より「対応してもらえる事業所を確保する」ことが優先課題になる場合があります

そのため地方在住の場合は、早めにケアマネジャーや地域包括支援センターに相談し、対応可能な事業所を確保しておくことが重要です。都市部であっても、人気の事業所は新規受け入れを制限していることがあるため、「候補は複数持っておく」ことをおすすめします。

07他市区町村の事業所を利用できる場合もある

訪問介護は、居住する市区町村以外の指定を受けた事業所であっても利用できる場合があります。都道府県知事の指定を受けた事業所であれば、市町村域を越えて利用できるのが基本的な考え方です(小規模多機能型居宅介護などの「地域密着型サービス」は市町村指定のため対象エリアがより限定されます)。

ただし、実際にヘルパーが訪問できる範囲(サービス提供地域)は事業所ごとに設定されているため、「他市町村だから使えない」と決めつけず、まずは事業所や自治体の窓口に確認するのが確実です。境界エリアにお住まいの方は選択肢が広がる可能性があるため、実施地域に自宅が入るかどうかの確認方法を押さえておくと、問い合わせの際に迷いません。

08地域で候補を見つけたら、次にすること

地域の訪問介護事業所の候補がいくつか見つかったら、次は各事業所の詳しい対応エリア・サービス内容・空き状況を確認するステップに進みます。相談から契約・利用開始までの具体的な進め方は訪問介護を利用するまでの流れで整理しています。介護ほうもんさーちの検索機能では、お住まいの地域から訪問介護事業所を一覧で比較でき、気になる事業所には直接問い合わせやAIコンシェルジュへの相談も可能です。まずは自分の地域で対応している事業所をチェックしてみましょう。

FAQ

このガイドのよくある質問

都道府県知事の指定を受けた訪問介護事業所であれば、居住する市区町村以外でも利用できる場合があります。ただし実際に訪問できる範囲(サービス提供地域)は事業所ごとに定められているため、利用したい事業所に直接確認するか、担当のケアマネジャー・地域包括支援センターに相談してください。
厚生労働省が運営するこのシステムでは、都道府県ごとに訪問介護を含む介護サービス事業所の所在地・連絡先・提供体制などの基礎データを検索・比較できます。料金の具体額までは掲載されていないことが多いため、費用面は事業所への確認や重要事項説明書での確認と合わせて活用してください。
地方や中山間地域では対応可能な事業所が限られることがあります。お住まいの地域を担当する地域包括支援センターやケアマネジャーに早めに相談し、対応可能な事業所を確保しておくことをおすすめします。境界エリアであれば近隣市区町村の事業所が対応できる場合もあります。
まだ要介護認定を受けていない、何から始めればよいか分からない段階では地域包括支援センターへの相談が適しています。すでにケアマネジャーが決まっている場合は、ケアマネジャーが地域の訪問介護事業所との調整役を担います。
所在地の近さだけでなく、サービス提供地域に自宅が含まれているか、希望する時間帯・曜日に空きがあるか、身体介護・生活援助など希望するサービス区分に対応しているかを確認しましょう。詳細は重要事項説明書や事業所への直接確認で把握できます。

Sources

参照・確認する一次情報

制度や費用は変更されることがあるため、公式情報と事業所の資料を確認しながら更新します。

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