結論として、寝たきりや全介助の状態でも訪問介護(ホームヘルプサービス)は在宅のまま利用できます。介護保険の訪問介護は要介護1〜5のすべての区分で利用でき、要介護度が重いほど身体介護の必要性が高いため、むしろ寝たきり・全介助の方こそ訪問介護の主要な利用対象です(利用できる対象と要介護度ごとの違いも参照)。
「寝たきり=施設に入るしかない」と考えがちですが、実際には訪問介護・訪問看護・福祉用具貸与・短期入所(ショートステイ)などを組み合わせることで、在宅生活を継続している要介護5の方は多数います。ただし24時間の見守りが必要な状態を訪問介護だけで完全にカバーすることは難しいため、家族の介護力や他サービスとの併用状況を踏まえた現実的なケアプランがカギになります。まずは何が「頼めること」で何が「頼めないこと」かを整理しましょう。

