ホームヘルパー(訪問介護員)とは、利用者の自宅を訪問し、身体介護や生活援助などの支援を行う専門職です。「介護をする人」であって、医師や看護師のような医療職ではないという前提を、まず押さえておきたいところです。訪問介護は、利用者本人が住み慣れた自宅で生活を続けられるよう、日常生活上の身の回りの支援を行うサービスであり、ホームヘルパーはその現場で直接、利用者と向き合う立場にあります。
訪問介護でどのような支援が受けられるかについては、身体介護・生活援助それぞれの具体的な内容を扱った別記事(「訪問介護とは?できること・できないこと一覧」など)で詳しく整理しています。本記事はその一段手前、つまり「誰が・どんな資格で・どんな立場で・何を確認しながら支援するのか」という、ホームヘルパーという職種そのものの役割・体制に焦点を当てます。具体的なサービス内容の一覧ではなく、支援する人の資格や立場、事業所内での役割分担、確認すべき事柄を中心に解説します。
ご本人やご家族にとって、日々自宅に来てくれるホームヘルパーがどのような資格を持ち、どこまでを担い、どこから先は別の専門職や事業所全体の体制に委ねられているのかを知っておくことは、安心して支援を任せるための土台になります。疑問や不安があるときに「誰に何を確認すればよいか」がわかっていると、事業所とのやり取りもスムーズになります。読み進める中で気になった点は、担当のケアマネジャーや利用中(検討中)の事業所に、遠慮なく確認してみてください。

